【Ultrahard】布製ペンケース 小説家・田山花袋

台湾の文具メーカーUltrahard社の、日本の小説家やその作品をモチーフにしたペンケース・シリーズです。

 幸田露伴、永井荷風、太宰治、田山花袋・・・

文学好きな方にはお馴染みの名前ですが、日本人の私たちにとっても「かなり通好み」のセレクト。
それを台湾の文具メーカーが手掛けるとはちょっと驚きですね。

そのなかから「小説家・田山花袋」と銘打った一品をご紹介します。

煤竹色の布地と巻き紐、縁取り帯には南天柄を配した、落ち着きのあるデザイン・・・ペンケースというよりも、筆袋と呼ぶのがふさわしい、純和風の仕上がりです。

内側は、定規やペンを差しこむホルダー、やや幅広のポケットなどが絶妙の間隔で配置され、筆記に必要な文具がすっきり収まります。

愛用のペンを数本差して、くるくる巻いて、紐懸けて、今日は自室を飛びだし街中の喫茶店で書きものの仕上げ・・・そんな気分転換を演出してくれるでしょう。

商品名に「田山花袋」とありますが、本体にそれを具体的に指し示すものがあるわけではありませんので、あらかじめご了承ください。

和風の素材、風格ある大人のデザイン、機能性に富んだ仕上がり具合が、往時の文豪の為人を偲ばせる・・・といった意味合いでのネーミングです。

田山花袋についても一言。

明治末期から大正にかけて、島崎藤村とならび自然主義文学の担い手として活躍した小説家です。
1907年(明治40年)に発表された「蒲団」が、その結末のセンセーショナルな描写ゆえに評判となり、私小説という文学スタイルの嚆矢ともなったそうです。
最後に明かされる主人公の鬱屈した心境の吐露・・・現代では「キモい」のひとことで片づけられてしまいそうですが。

ともあれこの筆袋・・・

街角のカフェの、いつもの時間、いつもの席。
テーブルの上に原稿用紙を広げ、心地よく香る珈琲を啜りながら、おもむろに筆袋を開いて取り出したのは愛用の万年筆。
しばし呻吟のひとときをおいて、やがて滑り始めるペンの先。

遠く懐かしい時代の、文豪の執筆風景がふと思い起こされるような、渋い風合いの逸品です。

■メーカー:Ultrahard Co.,LTD/台湾
■素材:綿
■本体サイズ:225×100×10mm(折り畳み時)
■重量:90g
■生産国:台湾
定価 3,456円(本体3,200円、税256円)
販売価格 3,456円(本体3,200円、税256円)
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